よくある質問をQ&Aにまとめました
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1、ペルシャ絨毯の購入時によくある質問

 デザインはどのような個所を注意しながら選んだら良いでしょうか
 我が家にはどのような絨毯が似合いますか?
 購入時に注意しなければならないことは
 シルクの絨毯とウールの絨毯はどちらが高級品ですか
 コルクウールを使用している絨毯は高級品ですか
 名前が織り込まれている絨毯はブランド品で高級品ですか
 ペルシャ絨毯は将来アンティークやオールドになると値上がりしますか?
 絨毯の優劣はどんな基準で比較選別しますか
 そもそも値段はどうやってつけていますか?

2、ペルシャ絨毯の使用についてよくある質問

アフターサービスについて
 耐久年数はどれくらいですか
 ジュース等をこぼしてしまったらはどうすれば良いですか
 クリーニングはどうすれば良いですか
 床暖房の上に敷くと熱が籠り暖房を阻害しますか
 使うときに注意しなければならないことは

3、ペルシャ絨毯の購入後によくある質問

 タバコの焼け焦げ穴の痕は修理出来ますか
 ペットが絨毯の一部分を噛み千切ってしまったのですが修理出来ますか
 購入後数年で絨毯が変形してきたが
 購入後数年で絨毯の色が変わってきたが
 購入時からあるシワやタルミがなかなか直らないが
 海外旅行の機会に現地で購入した絨毯の価格査定をして欲しい
 以前購入した絨毯を換金したいが買取りをしてもらえないか

4、その他の質問

 オネストのペルシャ絨毯選別時のチェックポイントは


 デザインはどのような個所を注意しながら選んだら良いでしょうか
 初見の第一印象時のお好みが最優先ですが、下記の4チェックポイントは必須です
1) 絨毯全体のセンターの位置の確認とセンターを中心に天地左右の文様連結バランス
2) 其々文様の大きさ、各ボーダーの幅や色使いの濃淡、色彩数、等々と絨毯の大きさとのバランス
3) 各ボーダーのデザインと色使いの特徴がセンターデザインの特徴と 統一性 や 整合性 があるか?
4) 絨毯を裏返して全体を四分割で俯瞰した時のデザインバランスのチェック


 我が家にはどのような絨毯が似合いますか?
 他の装飾品に合わせようとしない方が良いでしょう
ペルシャ絨毯は装飾品として大変主張の強いものです、許容出来る限り華やかで個性的であることに重点をおいて絨毯を選ばれるのが勧めです 迷った時にシルク素材の繊細な絨毯が財産価値が有りそうだと考えたり、金額に頼ってより高額な絨毯を求めようとするお客様を時々お見かけ致しますがお勧めできません 世代を繋いで長期間所有するものなので自分自身の審美眼にかなった個性的なものを選ぶのが最も良いと思います


 購入時に注意しなければならないことは
 全ての絨毯に長所短所があり購入者はご自身の審美眼とお取引き合意に責任を持たなければなりません
またペルシャ絨毯の打ち込み密度を単純にその絨毯の取引価格の基準値としている風潮が多方面でみられます たしかに判別し易く 打ち込み密度は絨毯価値の一大要素ではありますが 『高密度=高リスク(経年変化による、皺、弛み、変形)』 であることを理解しおく必要があります その高リスクはお取引に合意した購入者のご負担です。 (ペルシャ絨毯の価値要素は他に素材、染色、デザイン、バランス 等々沢山あります)また殆どが手織りで作られているため絨毯のグレードの格差は大きくあります  例えば柄の違い 色使いの違い 形の変形 等々沢山有ります あらかじめ長所 短所 を出来る限り確認し納得した上でお取引に合意して下さい (弊社のチェックポイントを参考にされるのも良いでしょう)


 シルクの絨毯とウールの絨毯はどちらが高級品ですか
 ペルシャ絨毯のグレードとは関係ありません
シルクの絨毯の方がウールの絨毯より高級品だと思っておられる方を散見しますが、むしろウールの絨毯の方がペルシャ絨毯らしさを発揮していると私個人は考えています、 それぞれに特性があり設置する場所に合わせて利用するのが良いでしょう


 コルクウールを使用している絨毯は高級品ですか
 超高級品です、まさにコレクションクラスのペルシャ絨毯だと考えています
私個人が定義しているコルクウールを使用したペルシャ絨毯は一般マーケットには殆ど登場していないと思います
下記は私個人のコルクウール仕様のペルシャ絨毯に関する考え方を簡素にまとめてみました
 1) コルクウールは極細で短い為に毛糸状にした時ほつれやすくて絨毯のパイル糸としては取り扱いが非常に難しく相当手慣れた織り手が必要です
 2) その難しいコルクウールをパイル糸として結び込む為に基布になる経糸の絹糸も横糸の綿糸も撚糸に工夫している様ですが、絹糸も綿糸も強く撚糸するとその伸縮性が際立ち 絹糸と綿糸の相性が難しくなるはずですし、また絨毯として形の安定性が問題になるはずです
 3) この繊細で難しい作業を丁寧にこなして完成した絨毯を所有する事はペルシャ絨毯コレクターを自認する者にとって格別の意味があると考えられているほどの希少品です
 4) 私の長い絨毯商の経験の中でも本物のコルクウール仕様のペルシャ絨毯との出会いは少なく現在私が所有している二枚ペアーの AKBAROFF と 過去に数回 HIKMAT NEJAD の逸品と出会いましたが其々相手先の予想取引価格は高額でした(ラグサイズで数千万の単位でした)
 5) 尚私の考えと異なり時々一般マーケットでコルクウール使用と称しているペルシャ絨毯を散見します、単にコルクウールと称してもその境目は無段階に曖昧であることも事実です、 結局そのお取引き関係者の合意と自己責任に尽きる事とだと私は考えるようにしています


 名前が織り込まれている絨毯はブランド品で高級品ですか
 絨毯のグレードとはあまり関係ありません
基本的にはデザインの一部とお考え頂いたほうが良いと思います、例えば絨毯の流通時に実際の工房とは関係のないブランドネームを織り込む事も可能です (本来あってはならないことですが現実にはそんな絨毯を時折見かけます)


 ペルシャ絨毯は将来アンティークやオールドになると値上がりしますか?
 全てのペルシャ絨毯が値上がりする訳ではありません。
制作時からコレクションクラスとして企画され、経年変化により成熟したと認められる絨毯に関しては相当高額な取引き価格になる例はありますが 一般的な手織り絨毯が高額なコレクションクラスに変化するとは考えられません、単に古くなっただけの手織り絨毯だと考えています
具体的には以下の2点が経年変化による成熟と考えられます

 1) 染色直後に比べて染料の色の角が無くなり、浮き上がる色と奥に引き込む色のコントラストが目に柔らかく映る様になること
 2) パイル糸のウールの遊び毛が抜けることによってデザインの色際がシャープになること

概ね20年毎の洗いやメンテナンスを3回〜4回掛けた七、八十年以降がその絨毯の旬だと考えていますが、新作の時に予測するのは難しいです
近年(2000年以降頓に)、 東南アジア等への OEM で制作されたと見受けられる安価で美しい絨毯を多く見かけます、 概ね一般家庭での日常使い手織り絨毯としては十分な品質を持っている様に見えます(私は出来る限り取り扱いを控えています)
しかし、経年変化による絨毯の成熟を織り込んでデザイン・制作されているとはいいがたいため、 いわゆるコレクションクラスとは取引価格に相当の差が出てしまうのはやむを得ないところです


 絨毯の優劣はどんな基準で比較選別しますか
 一言で言ってしまうと美しさです、特に下記4要素のバランスは必須チェックポイントです
1)色の深さ 2)素材(ウールかシルクかという事ではありません) 3)デザイン(産地による特性) 4)織り込み技術
弊社のチェックポイントを参考にされるのも良いでしょう


 そもそも値段はどうやってつけていますか?
 制作全般に関る作業人件費が価格設定の土台になります
それに産地の社会情勢による生産性の予測や、為替、流通経路、等々と需給バランスによって取引価格は変動します、 価格設定の要素が複雑な為に制作原価と取引価格の整合性は望めません。
 アフターサービスについて
 原則として無料アフターサービスはありません
弊社ではペルシャ絨毯と現金の交換以外 絨毯に付帯する契約(保証)は一切ないと考えています ペルシャ絨毯は需給バランスによって取引価格が大きく変動します 其の為大きな利益とリスクが混在する魅力的な絨毯でもあります その購入者は絨毯に関る全ての利益とリスクを引き受けなければならないと考えています、修理 及び クリーニング は別契約(有料)にて引き受けています。


 耐久年数はどれくらい
 一般に100年から200年の耐久性があるとも言われています。しかし 天然素材を使い手織りであることや使用頻度 使用状況 などのさまざまな条件を考えると取り扱い方しだいとしか言えないのが現状です。

 ジュース等をこぼしてしまったらどうすれば良いですか
 速やかに布や吸い取り紙でふき取り、その後冷水で固く絞った布でふきます、変化してしまった色を直そうとして、 洗剤(薬品)などを使うのは余計にひどくしてしまう可能性が高いので避けた方が良いと思います。

 クリーニングはどうすれば良いですか
 絨毯の性質はその産地、素材、染色等により様々なので、それを理解し得る専門の業者に依頼するのが安全で確実であると思います、 一般ユーザーの場合購入した業者に依頼するのがお奨めです

 床暖房の上に敷くと熱が籠り暖房を阻害しますか
 使用可能です、床暖房やホットカーペットなどの上に使用するのは大変効果的であると言えます
ペルシャ絨毯は通常、羊毛、綿、絹 等を使用して手織りで作られ、繊維の間に空間が存在しますので通気性や熱の伝導性が良く効果的です


 使うときに注意しなければならないことは
 ペルシャ絨毯はどんな使い方をしても100年〜200年使えると思われがちですが、あくまでも天然素材を使用した手織りの絨毯です。 その神秘性において魔法の絨毯と言われますが丈夫さではありません。美しい分だけとても繊細であることを認識して使用してください。 又大切に使ってはいても10年〜20年に一度はメンテナンスに出すことをお奨めします。

 タバコの焼け焦げ穴の痕は修理出来ますか
 可能です 修理直後は色糸の新旧の差が判りますがご使用いただくうちに目立たなくなります 。

 ペットが絨毯の一部分を噛み千切ってしまったのですが修理出来ますか
 可能です 修理直後は修理跡が判りますがご使用いただくうちに目立たなくなります 。

 購入後 数年で絨毯が変形してきたが
 絨毯を構成する組織糸は 温度 湿度 によりテンションが変わります。ペルシャ絨毯は製作日数が四季を経る事が多く 全ての絨毯がこのリスクを負います。そのリスクは取引価格に含まれていると考えています。

 購入後数年で絨毯の色が変わってきたが
 染色には摩擦堅牢度 日光堅牢度 洗濯堅牢度等 いくつかの基準値があります、 絨毯についてはこの3っが特に重要とされますが 産地 工房 により考え方は様々です。そのリスクは取引価格に含まれていると考えています。

 購入時からあるシワやタルミがなかなか直らないが
 ペルシャ絨毯は完成後 保管 移動時ともに畳まれていることが多く自然復元されるのに数ヶ月〜1年以上要することもしばしばです、 またまれに復元しない場合もあります。そのリスクは取引価格に含まれていると考えています。

 海外旅行の機会に現地で購入した絨毯の価格査定をして欲しい
 他社の取引及び絨毯に関する価格査定や絨毯の品質講評は致しません
ペルシャ絨毯は一枚一枚が手作りです全ての絨毯に長所短所があります。 価格構成に基準や整合性を求めるのは至難です購入者はご自身の審美眼と購入合意に責任を持たなければなりません。 『美しい絨毯』を購入して使用することの難しさゆえにペルシャ絨毯はステータスでもあるのです


 以前購入した絨毯を換金したいが買取りをしてもらえないか
 原則として弊社は一般ユーザーからの買い取りは致しません。

 オネストのペルシャ絨毯選別時のチェックポイントは
 おおむね以下のような点を考慮しています
  • 産地は?
  • 素材は?( 経糸 横糸 パイル糸 )
  • 形に 崩れ しわ つれ 等変化がないか?
  • 製作時期は?
  • 未使用それとも何処かで使用されていた(使用跡の有無)?
  • 色が泣いてないか?
  • 時間の経過に伴う各色の劣化と絨毯全体のカラーバランスの推移の予測
  • 絨毯を上から見た色と離れた場所から順目と逆目からのカラーバランスは?
  • 色に力があるか?
  • デザインに力があるか?
  • デザインに産地の特性が表現されているか(他産地のデザインがMIXされた場合その調和)
  • 色数とセンターデザインとボーダーデザインのバランスは?
  • 絨毯のサイズとデザインのバランスは?
  • PILEの表面の色と内側の色、絨毯の裏側の色のチェック
  • 洗いのテクニックのチェック
  • 洗濯堅牢度のチェック
  • シャーリングと焼き仕上げのテクニックのチェック
  • 結びのテクニックのチェック(指先 or ベラ針 )
  • 結びのテクニックのチェック(センネ or ギオルデス etc)
  • 縦糸の撚りと張り調子(重要ですが端に出ていますので解りやすいです)
  • 横糸の撚りと張り調子(これが特に重要だと考えています)
  • 素材原糸と縦糸と横糸の撚りと張り調子のバランスチェック
  • 織手のテクニックの均一性(複数の織手の年齢差、体力差、経験値差)
  • 補修跡のチェック(工房オーナー名のアフターメイク等、全体)
  • 製作工房は?(コレクションクラスの場合)
  • 現在の所有者は?可能なら流通経路も(コレクションクラスの場合)


上記事例は当社においてのペルシャ絨毯に関する考えであり、他社の取引及び絨毯には関係ありません。
当社は事由いかんにかかわらず諸事に関するトラブルの責任は一切負いません、自己責任で上記を参考にして頂ければ幸いです。


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